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重点領域④ 持続可能なサプライチェーンの構築

ジェイ・バスが目指すもの

ジェイ・バスは、人々の「移動」を支える公共交通の一翼として、安全・高品質・快適なバスづくりに取り組んでいます。
こうした取り組みは、安定的に部品を供給いただく多くの仕入先様のご支援によって支えられています。ジェイ・バスは、仕入先様を重要なビジネスパートナーと位置づけ、相互の信頼関係を大切にしながら、ともに成長し続ける持続可能なサプライチェーンの構築を推進しています。

活動内容

サプライチェーンマネジメント

近年、地球温暖化に伴う異常気象や地震などの自然災害が増加し、安定調達の重要性は一層高まっています。ジェイ・バスでは、サプライチェーン全体の「見える化」を進め、2025年度に新たなサプライチェーンマネジメントサービスを導入しました。
現在、多くの仕入先様のご協力のもと体制整備を進めており、2026年度には参加企業を拡大することで、より堅牢で安定したサプライチェーンの形成を目指していきます。

サプライチェーンマネジメントサービス 管理画面


グリーン調達

地球環境保全は、世界共通の最重要課題です。ジェイ・バスでは、環境に配慮した工場づくりや、地域と調和したバスづくりを進めています。
環境負荷物質の低減およびリサイクル率向上を目的として、IMDS(※)による材料データの収集を行っています。
今後も、排出量の少ない素材や工法への切り替えを、設計部門および仕入先様と連携しながら進め、環境負荷低減への取り組みを一層強化していきます。

※※International Material Data System:自動車業界向けの国際的な材料データベースシステム

こちらからグリーン調達ガイドライン(PDFファイル)をダウンロードすることができます。
「グリーン調達ガイドライン」PDFダウンロード(1.31MB)



コミュニケーション

2025年度向けの「調達方針説明会」および「協力会総会」を5年ぶりに対面で開催しました。会場では、仕入先様との直接の意見交換が活発に行われ、開催に対する好意的な意見を多数いただきました。
また、2024年度には「パートナーシップ構築宣言」を公表し、共存共栄を目指す姿勢を明確に示しています。
今後も継続的な対話・連携を通じて、より良いパートナーシップの形成に努めていきます。

ジェイ・バス調達方針説明会/協力会総会(2025年3月)


仕入先表彰制度

品質改善や原価改善など、顕著な成果を挙げた仕入先様を表彰する制度を設けています。
2025年度は調達方針説明会に合わせて表彰を実施し、日頃のご尽力に対し感謝の意をお伝えしました。



「ガラパゴス部品」からの脱却

かつては多業種で使用されていたものの、現在はバス専用となり生産中止リスクを抱える部品を、ジェイ・バスでは「ガラパゴス部品」と呼んでいます。
ジェイ・バスでは、これらのリスク低減に向け、対象部品の抽出および仕様変更を計画的に推進しています。
あわせて、実験評価などの採用基準の明確化や、環境負荷物質に関する規格遵守についても、仕入先様と協力しながら取り組んでいます。

VOICE
秋山部長

調達部
部長
秋山 鉱一

ジェイ・バスのバスづくりは完全受注生産で行われており、お客様ごとに仕様が異なるため、使用する部品は多岐にわたります。
エンジンや足回り(シャシーユニット等)は、株主である日野自動車株式会社およびいすゞ自動車株式会社から供給を受けていますが、その他のボディ部品については、約400社の仕入先様より調達しています。
近年は、仕入先様の廃業、物流制約、原材料価格の高騰など、事業環境が大きく変化しています。一方で、電気バスや燃料電池バスの普及、自動運転技術など、新たな技術革新も急速に進展しています。このような環境下において、仕入先様との強固な連携は、これまで以上に重要であると認識しています。
ジェイ・バスは、ビジネスパートナーとの信頼関係を何よりも大切にし、カーボンニュートラルをはじめとする地球規模の課題に誠実に向き合いながら、持続可能なサプライチェーンの構築に引き続き努めてまいります。