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重点領域① 安全で快適な移動の提供

ジェイ・バスが目指すもの

ジェイ・バスが製造するバスは、人々の「移動」を支えるものです。毎日の暮らしに密接に関わる乗りものだからこそ、「移動」を安全で快適なものとすることは、私たちにとって最重要課題です。バスの開発にあたっては、市場ニーズに合った最適な商品を高い品質と安全性、環境性能で実現できるよう最新技術を取り入れ、研究開発を行っています。

USB Type-C/Type-Aの2ポート充電器の開発

USB Type-Cの普及が加速しており、従来のType-Aのみの充電器に加えてType-A・C両用の商品を開発しました。
お客様の使い勝手を考慮し急速充電に対応、USBピクトグラムおよびポート差し込み口に発光機能を持たせ、夜間でも睡眠の妨げとならない輝度で視認性を向上させました。

Type-A(従来品)
Type-A・C両用(新規開発)

中・小型バスにおけるボデープリント施工技術の確立

中・小型バスにおいて完成車へのラッピングフィルム施工に代わる工法として、ボデープリント施工を可能にしました。

側面のボデープリント施工イメージ

次世代燃料電池路線バスを世界で初めて公開

2025年9月にいすゞ自動車株式会社とトヨタ自動車株式会社は、次世代燃料電池路線バスの共同開発に合意し、2026年度よりジェイ・バスでの生産を開始する計画を発表、JAPAN MOBILITY SHOW2025にて世界初となる実車を公開しました。本車両は「バッテリーEV路線バス」をベースとし、車室内のフルフラット化によりバリアフリーに対応することで乗客の利便性や安全性を大きく向上させた利点をそのままに、BEV(バッテリー式電気自動車)の課題の一つであったエネルギー補給時間を大幅に短縮しています。バッテリーに代わり水素FCスタックを搭載するにあたり、ジェイ・バスのノウハウが生かされています。

JAPAN MOBILITY SHOW2025にて世界初公開された次世代燃料電池路線バス「エルガFCV」(写真はいすゞ自動車ホームページより)
VOICE
大山部長

⼩松製品企画・開発設計部
部長
大山 亮

小松工場では主に観光バスを生産していますが、現在の国内旅行需要は、引き続き回復傾向にあります。海外からのお客様は2025年以降4,000万人超を維持しつつあり、観光需要の多様化が進む一方で、ドライバー不足は依然として構造的課題となっており、バス業界を取り巻く環境の変化に対する我々の使命はより高まっています。
CSR重点領域の「より安全で快適な移動の提供」を実現するため、私たちは世の中のさまざまな環境変化や、バス運行に関わるすべての皆様(お客様、運転手様、事業者様)の期待に応えるべく、対応力、提案力、現場力、技術力、組織力の5つの力をさらに強化し、より安全で環境にも配慮した最適な商品を迅速にご提案・ご提供できるように努力してまいります。

樋口部長

宇都宮 製品企画・開発設計部
部長
樋口 弘行

宇都宮工場にて主に生産されている路線バスは、毎日の暮らしに密着した乗り物です。日々の人々の移動に欠かせない存在であるがゆえに、環境や人に配慮した車両でなければなりません。昨年いすゞ自動車株式会社とトヨタ自動車株式会社が、2026年度より宇都宮工場で次世代燃料電池路線バスの生産を開始する計画を発表しました。本車両は、バッテリーEV路線バスをベースに開発されており、これまで培ってきた安全性・快適性を継承しながら、カーボンニュートラルへの対応における新たな選択肢を提供するものです。
一方、深刻なドライバー不足の影響により、地方のみならず、一部都市部においても路線の統廃合や減便が相次いでいる状況です。さらなる安全装置の充実によるドライバーの負荷低減や、自動運転化など、私たちが果たすべき役割は一層重要性が増しています。私たちはこれからも変革への挑戦を止めることなく、柔軟な発想と確かな技術力をもって、一人ひとりの「移動」をより安全で快適なものとするため、継続的に取り組んでまいります。